パークシティLaLa横浜 三井不動産レジデンシャル 建築基準法違反

  • 2015.10.14

パークシティLaLa横浜

事業主の三井不動産レジデンシャルが2006年に販売を始めた神奈川県横浜市都筑区池辺町4035-13の大型マンション「パークシティLaLa横浜/総戸数:705戸」(JR鴨居駅から徒歩10分)で、施工した三井住友建設側が基礎工事の際に一部で地盤調査をせず、虚偽データを使って工事をしていたことが2015年10月14日に分かった。
さらに、三井住友建設の孫請けの旭化成建材のデータ改ざん。旭化成建材は、過去10年間に杭工事をしたマンションや商業ビルについて、横浜のマンションと同様のデータの差し替えがなかったか調べることを決めた。対象は全国の約3千棟に及ぶという。へーベルハウスで有名な旭化成によると、傾いた建物の補強や改修、ほかの棟の調査にかかる費用は旭化成建材が全額を負担する。
 市によると、問題の物件はJR鴨居駅に近く、大型商業施設に隣接する最高で12階建てのマンション4棟のうちの1棟。市建築局が8月に確認したところ、この棟と他の棟をつなぐ上階の廊下の手すりに2センチの段差が生じていた。床も1・5センチのズレがあった。
 さらに、17日に、くいは全4棟で473本あるが、二つの改ざんに関わるくいは少なくとも3棟の70本に上ることが判明。旭化成によると、セメント量の改ざんは3棟の45本。くいが強固な地盤(支持層)に届いたかを確認するデータの偽装は38本で、計13本は二つの不正が重複していた。

パークシティLaLa横浜は、約300店舗が入る大型商業施設「ららぽーと横浜」に隣接する全約700戸の大型マンション。約13ヘクタールのNEC横浜事業場跡地を活用した、ららぽーと横浜との複合開発プロジェクトとして建てられた。

三井側は住民説明会で「是正工事を行えば風評被害はないものと考えられ、資産価値への影響はゼロ。慰謝料にも該当しない」と話したという。ある住民男性は昨年9月に、マンションの棟と棟をつなぐ廊下の手すりにずれを見つけ、三井側に連絡したが、「東日本大震災の影響で問題はない」と回答。男性が今年、理事会を通じて施工記録を要求すると、支持層に杭(くい)が届いていないとの報告があったという。9日の住民説明会に出席した男性は「具体的な補償の話が出ず、不安感が大きい」と話した。

下請けの不祥事でも三井ブランドを信じて購入した人をひどい目に合わせたのは事実。住民によると、2014年9月にマンションの西棟と中央棟をつなぐ渡り廊下の手すりにずれを見つけ、同社に連絡したが、「東日本大震災の影響で問題ない」との回答だった。管理組合が2014年11月に事業主の三井不動産レジデンシャルに照会し、同社は調査の結果、2015年3月に最大約2センチのずれがあることを管理組合に報告。一部のくいが支持層に届いていないことがわかったのは2015年7月下旬だったという。三井不動産レジデンシャルは2015年10月9日に始めた住民説明会で、全棟の建物に構造上問題となるひび割れがないことなどから、くいの是正工事で正常な状態に戻し、設計時の構造強度にする方針を示していた。しかし、15日夜の説明会では方針を大きく転換し、全4棟の建て替えを念頭に住民と協議する意向を示した。

 グッドデザイン賞16年連続受賞しても、下請けに丸投げでちゃんとチェックしていないのであれば、意味がないと思います。何が高い基準の快適性や安心の品質? 詐欺としか言いようがない。

三井不動産レジデンシャルホームページより

藤林清隆

三井不動産レジデンシャル株式会社は、今日の新築住宅分譲のスタンダードを築いてきた三井不動産の「すまいづくり」や「街づくり」の精神、安全・安心・信頼につながる高いクオリティをお約束する品質マネジメント力、自社直営で提供するアフターサービス、販売力・コンサルティング力、グループで持つ圧倒的な顧客ストックといった、住宅分譲事業を進めていく上で必要となる経営資源の全てを集約することでの総合力を有した事業会社です。

三井不動産レジデンシャル株式会社 代表取締役社長 藤林 清隆